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やっと還った、8.15 [条件反射]

このくそ暑いのに誰かに呼ばれたかのようにあっちのほうへ行ってしまった数日だった。きょうは8.15。早くまとめて還らなければと、昼間ブログを上げたものの、まとめ半ばで混乱してしまい引っ込めた。石原莞爾の毒がじわじわと回っているようだ。おまけにあっちーし。

いまこの時間も某NHKでは戦争をめぐる討論が盛りあがっている。簡単に結論のだせる話ではないし、理屈でどうにかなるものでもないが、考えるいい機会になった。
それにしても、なんでこんなに熱くなったのか。条件反射ということで、けして悪気はありません。墓参りにも行かなかった。

王道楽土 [条件反射]

満州国は石原莞爾を首謀者とする関東軍の謀略(満州事変)がはじまりで建国されたことになっている。

石原は満州にアメリカのような人工国家を建設するという突拍子もないことを夢想していたらしい。そしてそこに「五族協和(日本人・漢人・朝鮮人・満州人・蒙古人)」「王道楽土」のユートピアを実現しようと。
実際には軍による中国侵略と対ソ防衛の拠点となるしかなかったが、石原自身はじぶんの妄想の実現をほんとうに願っていただろう。そしておそらくはこの満州国の王になることを。

石原は軍人育ちだったが気質としては文人であり宗教人のように思う。実際、預言者のようなところがあり、核兵器や超弾道兵器の出現を早くから予見し、それによる逆説としての「絶対平和」の到来も説いている(最終戦争論)。どこか宮沢賢治に通じるようでもあり、ヒットラーに似たところもある。ほんとうは石原の、石原による、石原のための王国をつくりかったのではないか。そういう意味でじつのところ"日本"が嫌いだったのではないか。というか"日本"という夜郎自大の物語からnowhereの物語へと無意識に逃亡しようとしたのではないか。

関東軍のこと [条件反射]

日中戦争がはじまったのは1937年。父親が復員したのは敗戦の翌年の1946年だった。そのとき彼は30歳。ということは日中戦争開始とほぼ同時期に成人し召集されたということだ。(国家総動員法が公布された翌1938年に召集されたのかもしれない)

戦地の話はあまりというか直接にはほとんど聞いた記憶がないが、満州の夕焼けがすこぶるきれいで、もう一度見たい、現地に中国人の友人もいると親族か誰かと話していたのを憶えている。たぶん関東軍のどこかの部隊に所属していたのだろう。
一度だけ敵の銃撃で危機一髪の目に遭ったということもそのときに聞いた。一度だけ?ずいぶんのんびりしたもんなんだなあ、戦争ってのは、と子供心にガッカリしたものだった。

後になって、関東軍の謀略と悲惨の歴史を知ったが、戦記小説などを読むと、戦地や時期にもよるが、ひたすら歩いているばかりで意外に退屈な面も多々あったようだ。そんなことから古参兵による新兵へのいじめというか憂さ晴らしも蔓延したのだろう。そのあたりのことは戦後、伴淳三郎・花菱アチャコのコンビにより大ヒットした喜劇映画「二等兵物語」で面白悲しく描かれ、わたしも親とよく観に行き笑い転げたものだ。

関東軍のことは、友人が石原莞爾(かんじ)と身内同然なこともあり、前々から強い関心を持ってきた。関東軍とは、満州国とは、何だったのか。石原莞爾とは何ものだったのか。

戦後生まれと8.15 [条件反射]

「終戦記念日」というのは国家からみた歴史認識であり名称で、結婚記念日サラダ記念日のようにはハッピーな団らんに似つかわしくない。ので、うちでは勝手に8.15と呼ぶことにしている。
歴史認識に、自然科学や情報科学のような厳密な客観性を求めるのは無理なことだ。そこで立場やイデオロギー、国策などによって、事実解釈の違いやいいとこどり(わい曲)が跋扈するわけだけれど、それゆえにそれらは絶えず批判と検証にさらされるほかはなく議論は果てしなくくり返されることになる。嗚呼、客観性

わたしには国家の論理が醸しだすにおいに過剰に反応してしまうところがある。そのことを前フリとして数日前に書いたけれど、この暑さもあって脳みその水分が蒸発してしまったらしく、どんどん内容が硬く抽象的でワケヤカンになってしまったのでいったん削除した。で、昨夜は東京湾の華火大会に出かけ頭も少し冷やせたので、もうすこし具体的にじぶんの歴史認識(戦争認識)を検証してみることにした。まあ生まれる前のことでアレだけど。おまけに色眼鏡もかけている。色はアカというよりややブルーでしかも薄いほう。近視乱視も入っている。

と、本題に入ろうとしたところで、今夜はとびきりあち-じゃねーか。明日にしよう。8.15までにはまだ時間がある。

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